TOEICで700点を取ればいよいよ英語の上級者への仲間入り
TOEICで700点となれば、世間一般的に英語の上級者と言われるレベルです。
この数字が正しいかは知りませんが、以前、テレビで東大生の英語力がTOEICの700点程度であるということが言われていました。
TOEIC700点となっても、もちろんテクニック牽引型で取ることはできますが、TOEIC対策と同時に英語力も必要になってきます。
【TOEICで700点を突破するための情報の早見表】
目標正答率 | 約70% |
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英語力のイメージ | 高度な英文法以外は理解している。 語彙力もかなりある。 リスニングは聞き取れないことの方が少ない。 |
達成までに必要な勉強時間 | 500時間 |
達成へのポイント | 試験時間内にすべての問題に回答できること。 パート7を戦う力があること。 |
学ぶべきパート | 1、2、3、4、5、6、7 |
TOEIC700点となれば英語の上級者であり、多くの企業では英語力がある人材としての評価をしてもらえるようになります。
昇進やキャリアアップにも多いに役立つことになるでしょう。
特に大学在学中に700点を突破となればそれだけで就職活動はかなり有利になるものです。
いよいよTOEICの恩恵にあずかることができるのがTOEIC700点オーバーです。
このような価値ある点数だからこそ、取得するのも決して簡単ではありません。
上の表で私が示したように、700点を達成するまでに必要な勉強時間の目安はおよそ500時間です。
この数字を分解して考えると、1日1時間の勉強を週に5日間したとしても丸2年間かかる計算になります。
つまりは、TOEICに対する情熱があり、TOEICの点数取得のために自分の生活の中から何かを捨てる決意がなければ達成できる数字ではありません。
よほど頭がいい人やすでに英語力がある人でなければ、片手間では達成できない点数と言えます。
それでは具体的にどのように学習をしていけばいいのでしょうか。
まず私が考える700点達成のためにできるようになる必要があることは、全200問を時間内にすべて回答することです。
全問回答をせずに700点を目指すとなるとそれだけで難しくなってしまいます。
意識として、「速く荒く解く」ということが大切です。
特にパート7においては正確さよりもまずは速さが大切です。
迷う問題があっても普段の勉強を通して身につけた裏付けされた直感を頼りにスピーディーに回答をしていきましょう。
そして、全200問を回答をするにあたってネックになるのが間違いなくパート7の長文問題です。
600点程度まではパート7を戦わずして、他のパートで点数を稼ぐことで達成できます。
ですが700点以上を目指すとなると、パート7でも点数を稼ぐ必要があります。
パート7攻略のためのテクニックと並行して長文を読んだ経験としての時間を増やすことをしなければなりません。
そして、同時に語彙力も求められることになるので、長文の勉強中に分からない単語があればそれを覚えていきましょう。
当然のことですが、パート7だけでなく、パート1〜6もケアレスミスをせず、確実に点数を取ることが求められます。
つまりはすべての問題をできる限り確実に解いていく必要があるということです。
テクニック、英語力、集中力など総合的に力が求められるのがTOEICで700点を超えるためには必要です。
難しい分、見返りも大きいのが700点です。