TOEIC100点台

TOEIC100点台は英語力も運もなく絶望的

私はこのサイトを運営してしまうほどTOEICに精通していますが、これまでTOEICで100点台を取った人を見たことがありません。

 

パート2以外の問題が全て四択形式で行われることを考えると、英語力がゼロの人がすべて適当に回答をしたと仮定しても点数は250点程度になるはずです。

 

つまりは狙って100点台を取れるというものではありません。

 

100点台を狙って取るには、すでにTOEICで800点程度ある人があえて間違った回答を選択するくらいしか方法はないと思います。

 

こう考えると100点台を取ってしまうということは、英語力もほとんどなく、さらには運もほとんどないということです。

 

TOEIC100点台とはある意味、奇跡的な点数です。

 

ですので、もしあなたがTOEIC100点台であるのなら、それは英語力としては恥じる点数であると同時に話のネタになるような点数でもあると認識してください。

 

そして、私はTOEIC100点台の人にはこう提言したいです。

 

「TOEICをあきらめた方がいいです」

 

たぶんほとんどの人が理解しているかと思いますが、TOEICは500点を超えてはじめて世間的に評価を受けることになります。

 

むしろ500点という点数はギリで、600点ないし700点程度が最近は社会人にも大学生にも求められています。

 

つまりは、TOEIC100点台からTOEIC600点や700点を目指していくことは、かなりハードルが高く、相当な時間を要するため、現実的ではないということです。

 

私は初めてのTOEIC受験は380点でしたが、やはり最初から350点程度の点数が取れない人は見込みがありません。

 

書籍などでは「元TOEIC280点の自分が半年で800点を取った方法」みたいなものがあり、元々の点数が低い人でも高得点が取れるように思われがちです。

 

しかし、それは奇跡的にも点数が取れたため書籍になったわけであり、その影で大半の人は点数アップできずにTOEICをあきらめる結果になっていることを忘れてはいけません。

 

元々英語を勉強してこなかった、英語が苦手だったという理由があってTOEIC100点台に甘んじてしまっているはずです。

 

そんな人がTOEICでこれから爆発的に点数を伸ばしていくことはほぼ不可能でしょう。

 

私は決して否定しているわけではありません。

 

肯定的にそう思っています。

 

無理にTOEICにこだわらなくても、もっと自分が輝きやすいことがあるはずですし、もっと自分が苦に感じず楽しいことがあるはずです。

 

TOEICはあきらめて、自分の得意分野や自分が好きなことの勉強に時間を使った方が早く結果が得れます。

 

無理に飛び越えられないハードルを飛び越えようとするのではなく、自分に飛び越えられるハードルを見つけてそれを飛び越えた方がよっぽどいいと思います。

 

もしあなたがTOEICで100点台を取ってしまったのなら、それは神様からの「TOEICはあきらめろ」というお告げだと思いましょう。

 

残念ですが、あなたは英語に不向きです。

 

これから時間と情熱をかけてTOEICの勉強に励んだところで、取れる点数のアッパーは知れています。

 

英語以外にもあなたが輝ける土俵がたくさんあるはずです。

 

ですので、私としてはTOEIC以外のことで輝くことを目指す戦略を立てることをおすすめします。

 

そして、「自分は元々TOEICを目指したけど受けたら100点台だったからこっちの世界に来たのだ」と振り返って笑い話にできるようにしてしまいましょう。