英字新聞を読めばTOEICの点数は上がりますか?
結論から先に言ってしまえば英字新聞を読めばTOEICのリーディングの点数は上がります。
英字新聞を読むことがTOEICに効果がある理由は、長文に慣れることができ、長文読解の精度とスピードが上がるからです。
しかし、ここで1つ考えるべきことは、英字新聞を読むことがあなたにとって最適なTOEICの勉強法であるかどうかということです。
私の意見としては、英字新聞よりも実際のTOEICの出題形式に沿った問題を解いた方が間違いなく点数が上がると言えます。
つまり、英字新聞よりもTOEICの出題形式に慣れることの方がよっぽど点数アップには貢献してくれるという意味です。
もし、あなたがまだTOEICのパート7の出題形式も知らない、攻略のためのテクニックも知らないというのであれば、まずはそれらを知ることから行った方がいいでしょう。
パート7の出題形式と攻略法についてはこちらで詳細に説明しています。
英字新聞を使った学習を取り入れるべき人は、すでにこれらを完璧なまでに理解していてさらに長文読解の「量」をこなしたい人に限られます。
「量」ということを強調しましたが、先述のとおり英字新聞ではTOEICの出題形式やテクニックを学ぶことはできません。
長文読解の「量」をこなし、長文読解に慣れることが目的です。
点数のイメージではすでにリーディングで350〜400点くらいの点数がある人がそれ以上の点数を目指すときに必要になるのが英字新聞です。
これより下の点数の人が英字新聞を用いて学習をすることは非効率になります。
英字新聞には誰もが知るとおり、日本語訳が付いていません。
英字新聞の中にある単語の多くが分からない人は、辞書で調べる作業が必要になるのでそれゆえに非効率というわけです。
答えが付いている問題集を使用した方が効率的なのは言うまでもありません。
また、答えとあわせてTOEICの問題の解き方についてのテクニックを学べる教材を使用するのがベストです。
逆に分からない単語がほとんどない人にとって英字新聞は安価でリーディングの練習量を稼ぐのには最適だと言えます。
時事を知りながら長文読解の練習もできるので、忙しいビジネスマンにとっては一石二鳥ではないでしょうか。
電車の中で英字新聞を読んでいればそれだけでできるビジネスマンに思われるのもいいところだと思います。
ちなみに英字新聞であればJapanTimesが私のおすすめです。