TOEICの試験情報まとめ
TOEIC Listening & Readeing Testのスケジュール
TOEIC Listening & Readeing Test(以下、TOEICと記述)は年間10回試験が実施されています。
試験が実施されない月は2019年現在2月と8月のみで、それ以外のすべての月で実施されています。
もともとは年間8回でしたが試験の実施回数は増加傾向にあり、いずれは毎月実施されるようになるのではないかと私は推測しています。
TOEICの試験会場
TOEICは基本的に全国各地で実施されています。
そのため、受験申し込み時に受験希望のエリアを指定することができます。
エリアを指定することでそのエリア内の試験会場で受験することができます。
よほど地方に住んでいない限りは自宅から近所に試験会場があります。
TOEICの受験資格
基本的に誰でも受験することができます。
税理士試験のように簿記1級を取得していないと受験できないという制限はありません。
例外として、20歳未満の場合は申込時に保護者の同意、11歳未満の場合もしくは目や耳などに不自由がある人は国際ビジネスコミュニケーション協会に事前に問い合わせが必要になります。
TOEICの受験にかかる費用
5,725円(消費税含む)
一度受験料を納付するとその後の返金は受けることができません。
リピート受験割引という制度があり、この制度を利用すると5,092円(消費税含む)で受験することができます。
リピート受験割引とは・・・今年の8月にTOEICを受験した人が来年の8月に再びTOEICを受験する場合に適用される割引のことで、1年後の同月のみが割引の対象になります。
TOEICの申し込み方法
インターネットで申し込みをする場合は、TOEIC SQUAREで会員登録をし、クレジットカードもしくはコンビニでの振込にて申し込みができます。
コンビニ端末申込で申し込みの場合は、コンビニの店頭に設置されている情報端末にて情報入力をして申し込みを行います。
TOEIC SQUAREに会員登録して申し込みをする方法を私はおすすめしています。
TOEIC SQUAREに会員登録をすれば、TOEICに関する最新の情報や試験結果をいち早く見ることができるからです。
また、コンビニの店頭でのわずらわしい情報の入力作業も必要ありません。
TOEICの申し込み後
試験開催日のおよそ1週間前までに受験票が送られてきます。
この受験票でどの会場で試験を受けるのかが分かります。
受験票の所定の位置に署名をし、ご自身の証明写真を貼り付ける必要があります。
ここでした署名はTOEICの点数証明書にそのまま印字されます。
証明写真もTOEICの点数証明書に白黒ですがそのまま掲載されます。
白黒で印刷されるため、カラー写真で撮影しなくても大丈夫です。
もし、就職や転職などのためにTOEICを受験するのであれば、丁寧な字で署名をし、スーツ姿など身だしなみをしっかりと整えて証明写真を撮るようにしましょう。
ちなみに署名を漢字でするべきかローマ字でするべきかという質問がありますが、私はいつも漢字で書いています。
どちらでも大丈夫なのですが、漢字で書いてこれまで困ったことは一度もありません。
1つ注意点を挙げるのであれば、自分が書いた字よりも少し小さなサイズで印刷されるので、大きめの字で書くようにしましょう。
TOEICの試験当日
試験当日の流れはコチラに別でまとめました。
TOEICの試験結果の発表
TOEICの試験結果は受験日からおよそ3週後の月曜日の昼の13時頃からまずはTOEIC SQUARE上のマイページで見ることができます。
(TOEIC SQUAREは、登録後2年間ログインがない状態が続くと、IDの利用が停止され、再度会員登録をする必要があります。利用停止の1ヶ月前にその旨を伝えるメールが登録したアドレスに届きます。)
その1週間後(試験日からカウントして約1ヶ月後)に点数の証明書が送られてきます。
この証明書が手元に届いてやっと1回のTOEICが終了になります。
なお、TOEICの試験の性質上、回答が公開されることはありません。
TOEICの採点方式について
TOEICはリスニング全100問の計495点、リーディング全100問の計495点、この2つを合わせて合計990点満点で採点がなされます。
採点方式はかなり特殊で、同じ英語力であればいつTOEICを受けても必ず同じ点数になるような採点がなされています。
この採点方法はブラックボックスになっていて、採点の原理は公になっていません。
とある裏のルートからもっとも有力と思われる採点方法についての情報を入手できたのでそれをこちらでシェアします。
TOEICの点数の有効期限について
「TOEICの点数の有効期限は2年だ」ということを言う人もいますが、現在はTOEICの有効期限についてはTOEICの主催機関のETSによって特にルールがあるわけではありません。
2010年頃まではTOEICのスコア証明書に「Valid Until(yyyy/mm/dd)」として2年間の有効期限が記されていました。
しかし、この有効期限もそれ以降はスコア証明書に記載されなくなりました。
つまりは今現在、TOEICの有効期限をTOEICの主催機関のETSが定めているわけではありません。
TOEICの有効期限については、「1年以内にTOEICで700点以上を取った人」や「TOEIC800点以上(2年以内の受験に限る)」のように企業がそれぞれ独自に有効期限を定めています。
当然ですが、10年前に取得した800点と先月取得した800点では、後者の方が点数としての信頼が高いです。
どの程度の期間での点数までを信じるかというスタンスは企業によって違うため、TOEICの有効期限は企業によってバラバラです。
次はTOEICの試験当日の流れについて説明をしていきます。