TOEICの最適な時間配分について
TOEICでスコアアップを狙うための前提条件は「時間配分」
TOEICでは、2時間の試験時間で200問出題されます。
そして、高得点を狙うための前提条件として、時間内にいかにたくさんの問題を解くかということが大切になります。
まだ受験経験がない人はちょっと分からないかもしれませんが、2時間200問は時間内にすべての問題を解ききれない人がほとんどです。
時間内に少しでも多くの問題を解く(理想は全問解く)には、時間配分を知り、それをしっかりと管理しなければなりません。
そのために、ここでは具体的な時間配分について説明をしていきます。
まずはじめに、問題を解くスタンスですが、確実に正解するためにゆっくり解くというのは賢い方法ではありません。
多少正解率を犠牲にしてでも時間内により多くの問題を解いた方が点数は取れます。
まずはこの事実を知りましょう。
時間配分を守ることを優先して速く荒く回答をしていくことが賢い方法になります。
ベストな時間配分はコレだ!
TOEICの最適な時間配分を考える必要があるのはリーディングセクションです。
リスニングセクションは音声を聞いて回答をしていく方式なので、自分で時間を管理することはできず、誰が受験をしても同じだけ時間がかかります。
TOEICで時間配分を管理しないといけないのはリーディングセクションです。
そして、TOEICの時間配分を考える上で大切になる2つのポイントがあります。
・各パートを何分で解けばいいのか?
・そのパートが終わったとき、時計は何時何分なのか?
この2つを管理することがTOEICにおける時間管理です。
各パートを何分で解けばいいのか?そのとき時計は何時何分なのか?
これからお話しする「時間」については、私の場合ということが前提になっています。
私の場合での話になりますが、考え方を説明していくので、その考え方をもとにあなたにとって最適な時間配分を考えてください。
私はTOEICの中でパート7がもっとも点数を落としやすいです。
そのため、戦略としてパート5とパート6の回答時間を短くし、パート7に時間をたっぷり残したいという意図があります。
このような理由があるため、これから私が説明する時間配分は、パート5とパート6の回答時間が短く、パート7が長くなっています。
それぞれの得意不得意に合わせて時間配分は調整するようにしてください。
TOEICは13:00から試験が開始され、リスニングセクションの終了時刻は13:45です。
試験の開始時刻やリスニングセクションの終了時刻に多少の誤差はありますが、ここでは13:45からリーディングセクションに入るとして説明をしていきます。
- | 回答目安時間 | 時計の時刻 |
---|---|---|
パート5 | 11分/30問 | 13:56 |
パート6 | 7分/16問 | 14:03 |
パート7 | 57分/54問 | 15:00 |
上の表は私の時間配分と、その時間配分で解いたときに時計が何時何分を指すかです。
ざっくりとこのような時間配分を設定すれば、試験時間内にすべての問題を回答するペースを作ることができます。
普段の勉強時は何分で解くということを意識して行います。
そして、TOEICの本番では何時何分までに終えていないといけないかを意識します。
そのため、「回答目安時間」と「時計の時刻」の2つを考えるようにしています。
上の表は私の時間配分なので、それぞれ自分に合った時間配分をこれをもとに見つけるようにしましょう。
自分が設定した時間内にすべての問題を回答すること、もしくはより多くの問題に回答することを意識して普段から勉強をしてください。
これがスコアアップに大きく貢献してくれます。