TOEICで600点を取るには英語力と時間の投資は必須!
TOEICで600点となれば、英語の上級者の手前、客観的に英語について高い知識があるとみなされるレベルです。
TOEICについて詳しく知り、しっかりとした対策と勉強をしない限り取ることができない点数になります。
【TOEICで600点を突破するための情報の早見表】
目標正答率 | 約60% |
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英語力のイメージ | 基礎的な英文法を理解している。 語彙力もそこそこある。 基礎的なリスニングは問題なし。 |
達成までに必要な勉強時間 | 300時間 |
達成へのポイント | TOEIC対策を十分に行うこと。 リスニングセクションで点数を稼ぐこと。 |
学ぶべきパート | 1、2、3、4、5、6 |
TOEIC600点となれば、大学などで英語を専門に勉強してきた人がTOEICを受験しても取ることができないレベルの点数になります。
これは単純に英語力が足りないことが理由ではなく、TOEICの問題に対応できないことが最たる理由です。
つまり、TOEICで600点を取るとなれば、基礎〜応用的な英語知識とTOEICの問題への対策が不可欠です。
私はTOEICで600点を超えたころから社内で英語ができる人とみなされるようになりました。
大手企業などでは700点程度が英語力の有無の判断基準になっている傾向があります。
ですが、一部分の大手企業や中堅企業などではTOEIC600点レベルでも英語ができる人材として重宝してもらえるようになります。
そのため、取得することに大きな価値があるのがTOEIC600点という点数です。
しかし、価値があるゆえに取得が簡単ではないのがこの600点という点数でもあります。
私がもっとも取得に時間がかかったのが600点台の点数で、500点台に長い時間滞在をしてしまいました。
経験者としてお伝えしたいことは、時間をかけてマメに勉強をしないと取ることができない点数であるということです。
目安として毎日1時間程度こつこつと勉強をしていかなければなりません。
努力なし、片手間で取ることができる点数では決してないと私は思っています。
それではTOEIC600点を取るためにするべきことについてお話をしていきます。
まずは絶対的な条件ですが、TOEICの出題形式を熟知することです。
そして、それぞれの問題を効率的に解くためにテクニックを知っていることです。
英語力をつけるための勉強よりも、これらを知ることの方がよっぽど重要で点数アップに貢献をしてくれます。
戦略としてはリスニングセクションで点数を稼ぐことです。
リスニングセクションはパート1からパート4まで共通して難しい単語は登場しません。
そして、「先読み」というテクニックをマスターすれば、英語力以上の点数が短期間で取れるようになります。
ですので、普段の学習はリスニングセクションを中心に行うようにしましょう。
そして、学習時間を投資するべきではないのはパート7です。
パート7は文法知識、語彙力、読解力、速読力、集中力、体力など高度なスキルが問われるので、勉強時間に対してリターンが得にくいパートです。
そのため、600点台を目指すにあたってもっとも戦うべきではないのはパート7だと私は経験から感じています。
これはパート7を捨てるという意味ではありません。
もちろん試験中は1問でも多く回答をするように戦うべきです。
イメージとして、リスニングセクションで点数を稼ぎ、リスニング350点のリーディング250点で合計600点を目指すようにしましょう。
パート1、パート2を確実に取りつつも、パート3とパート4を先読みを駆使することで点数を荒稼ぎするイメージです。
リスニングが鍵になるので、普段から携帯オーディオ機器などを使用して、常にTOEICの問題をスキマ時間に聞くことでTOEIC耳を作っておきましょう。
そうすれば試験本番でも余裕を持って対応することできるようになります。